
好きなことをしたら良いって
気軽に言ってくる人がいるけど、
その「好きなこと」がわからないんだよ!
「ゲームばっかりしてたらアホになるで」と言われた幼少時代。当時の僕にとって、外遊びよりも興味があって、ワクワクして夢中になれるものがゲームでした。
好きなこととは興味・好奇心を感じる分野のことを言います。この記事は次のような悩みを持つ方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 好きなことがわからない
- 好きなことの見つけ方が知りたい
- 何か夢中になるものを見つけたい
- 働いているとストレスが溜まる
この記事は「本当にやりたいことを見つける」ために必要な「好きなことの見つけ方」をまとめたものです。先に全体像を頭に入れておくと理解がしやすくなります。
好きなこと、とは?


好きなことは「興味・好奇心を感じる分野」だと紹介しましたが、もう少し深堀りして「好きなこと」とは何かをまずは明確にします。
好きなことは自然と興味がわいて「もっと知りたい」「もっと上手になりたい」「もっと時間を使いたい」と感じるようなことです。好きなことは「なんで?」「どうして?」「どうすれば?」といった欲求を持つことが多いです。
好きなことについて考えたり勉強したりしている時間は苦になりません。むしろ大切なあなたの時間をもっと注ぎ込みたいと思えるようなことです。
それがあなたの好きなことです。
好きなことを仕事にするメリット
好きなことを仕事にするとモチベーション高く仕事に向き合うことができます。好きだからこそ、その分野に詳しくなるし、自己投資も苦になりません。その結果、仕事の成績も良くなり評価され、好循環が生まれます。
好きでもないことを仕事にしている人と、好きなことを仕事にしている人とを比較するとメリットがよくわかります。


好きでもないことを仕事にしているとストレスが溜まります。そのストレスを発散するために仕事で稼いだお金をストレス発散のために使います。



あ~仕事辛い。
ストレスが溜まる~
ねぇモリシ(友達)飲みに行こうよ。
上司の愚痴で盛り上がろ♪


一方、好きなことを仕事にできると毎日楽しく過ごせます。周りから見たら熱心に努力しているように見えることでも本人は努力だと感じず成長が加速します。



えっ、YouTubeの勉強会!?
行く行くっ!
もっと勉強して登録者増やすぞ♪
好きなことを仕事にすると、時間やお金を仕事に役立つことに積極的に投資したくなるので成長が加速します。
好きなこと探しで勘違いしやすいこと


「僕は野球が好きだから野球関連の仕事をするぞ!」と考える人がいますが、もう少し好きなことを深掘りして考えてみましょう。
野球が好きなら、「野球のどんな部分が好きなのか?」まで深掘りしてみましょう。
野球の好きな部分
- プレーするのが好き
- 観戦するのが好き
- 戦略を分析するのが好き
- 友達と一緒に盛り上がるのが好き
- 試合で注目されるのが好き
野球の好きな部分を深掘りしていくと「野球関連の仕事」と安易に答えを出すことを防ぐことができます。



ちなみに僕は
日本ハムファイターズの
きつねダンスが大好きです。
【4STEP】好きなことの見つけ方


好きなことがわからないという人は次の4STEP通りに自分を深掘りするだけで、あなたが好きなことが明確になります。
【4STEP】得意なことの見つけ方
- 興味・好奇心があることを書き出す
- マッピングして仕分ける
- 動詞に置き換える
- 理由を考える
STEP1.興味・好奇心があることを書き出す
まずは紙に興味・好奇心があることを書き出してください。この時に過去・現在・未来に分けて考えるとより多くの好きなことが見つかります。
好きなことを探すときに、過去・現在の興味・好奇心があることから探していくという方法論はよくありますが、未来の興味・好奇心を探すというのはあまり聞くことがないと思います。
未来の興味・好奇心は願望と置き換えて考えてください。
僕で例えると以下のようになります。
参考例
- 小学生の時、ファイナルファンタジー(過去)
- 中学〜大学の時、ラグビー(過去)
- お笑いネタを考えること(現在)
- 友達と飲みに行くこと(現在)
- 2000年に一人のアイドルと付き合う(未来)
- テレビで冠番組を持っている(未来)
STEP1では興味・好奇心がある分野を洗い出すことが大切です。できるだけ多くのことを書き出すことを意識してください。少しでも興味・好奇心があるなら全てを書き出してみましょう。
書き出す時には役に立つかどうかを判断せずに、興味・好奇心があることを頭の中が空っぽになるくらい書き出すのがポイントです。
STEP2.マッピングして仕分ける


縦軸を興味・好奇心の強さ、横軸を時期としてマッピングします。
参考例では数が少ないですが、興味・好奇心を持っている分野が多い時は、興味・好奇心が強いもの>弱いもの、時期が未来>現在>過去の順番で優先順位をつけてからSTEP3.動詞に置き換えるに進んでください。
今の僕だと「2000年に1人のアイドルと付き合う」が最も求める事だとわかります。
STEP3.動詞に置き換える
興味・好奇心がある分野が動詞となっていたら、そのままで問題はありません。STEP1.興味・好奇心がある分野を書き出すの段階で名詞となっている部分のみ動詞に置き換えてください。
参考例
- ファイナルファンタジーのゲームをする(過去)
- ラグビーをプレイする(過去)
- 格闘技を観戦する
- 英語を勉強する
- YouTubeを見る
STEP4.理由を深掘りする
動詞になっている興味・好奇心を一つずつ「なぜそれをするのが好きなのか?」を深掘りしていきます。
正解・不正解というものはないので、自由に深掘りをしてください。深掘りするのが苦手な人は「なぜ?」を三回繰り返してみてください。
参考例
- お笑いネタを考える(なぜ?)→面白いことを生み出すのが楽しい→何かを創造するのが好き
- お笑いネタを考える(なぜ?)→得意なことで純粋に楽しい、自分が楽しんでやっていることで他人から高い評価を受けることが気持ち良い→人から高く評価されるのが好き
- YouTubeを見る(なぜ?)→役立つ知識を動画で学べる、興味のある分野を体系的に学べる→多くの情報に触れたり深く学ぶのが好き
- 2000年に1人のアイドルと付き合う(なぜ?)→可愛い人が好き、愛想の良い人が好き、笑顔の素敵な人が好き→顔が整っていて愛想の良いが好き→素敵な人を横に連れている自分が好き→承認欲求を満たすのが好き
「なぜ好きなのか?」を深掘りすることによってより深いレベルで自分が好きなことが見つかります。
まとめ
好きなことがわかると自己理解が深まります。好きなことを仕事にすることができると好循環が生まれ加速度的に成長して結果が出ます。
ただし、好きなことだけで仕事を決めるのは正解ではありません。好きなことが明確になったら次に「得意なこと」を見つける必要があります。好きなことと得意なことが明確になると「やりたいこと」が明確になります。
好きなことが見つかったら次は、得意なことを見つけてください。


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